skip to Main Content

ドア・引戸・折戸などの建具金物、クローゼットなどの収納の金具や家具金物、手摺や物干し金物など「住まいの金物」の製造、販売。

アトムニューズ取材メモ No198編

  • 2018年1月29日

2月に発行しました、アトムニューズ198号でお邪魔した「林芙美子記念館」の取材メモをご紹介します。

記念館入り口

現在、見学者の入口となっている勝手口の柱には、住所などの表示が。

 

書庫

 

P13左上の写真の書庫のライトとアトリエのライトは当時から使っていたものとのこと。

 

東西南北、風の吹き抜ける家

 

P13のアトムの視点にも取り上げたように、「東西南北、風の吹き抜ける家」のコンセプトの通り、風通しの良い開放感がある家ですが、その風通しの良さ故に、冬はとても寒かったようで、部屋には陶器の火鉢が置いてありました。

 

大きさの変わるちゃぶ台

 

寝室に置いてあるこのちゃぶ台、林芙美子のオーダーで作られたものとのこと。
4つのパーツに分かれており、組み合わせによってサイズが自由に変えられる優れもの。脚にも装飾が施してあり、芙美子のこだわりが見られます。

 

飾り金具

 

P13のアトムの視点では洗面所の引出しの釻を取り上げましたが、よーく見てみると、他にも可愛らしい金具を発見!建物内部の特別公開時に訪れた方は是非とも探してみてください。

 

石仏

 

玄関や庭にある石仏は、戦後に石仏を売りにきた人から一尊買ったところ、「あの家は買ってくれるらしい」との噂が立ち、次々に売りにきたそうです。

 

「昔の家」

こだわりの詰まった林芙美子邸について、『昔の家』というエッセイを書いています(「芸術新潮」昭和25年1月号掲載)。
どうしてこの家を建てたかから始まり、設計に時間をかけ、大工さんと京都へ行き建物を見て回った時のことや実際に建てる際のこだわりなど詳細に書かれています。

  私は私の出来るだけの能力をしぼって、長い根気をかけて居心地のよい家に仕上げた自信がある

とまで言い切ったこの家は、家自体が作品のひとつであったといえます。

 

Information

アトムニューズ各号で特集した場所をこちらにまとめました。お散歩のお供に。
https://www.atomlt.com/blog/atom-news

 

アトムニューズ取材メモ No197編

  • 2017年9月29日

 9月に発行しました、アトムニューズ197号でお邪魔した「帝国ホテル中央玄関」の取材メモをご紹介します。

 

正面の池

かつて池には蓮や睡蓮を植えており、ギリギリまで客室を配置していたそうです。

 

池の両脇に配備されたモニュメントはマヤ文明の衛兵をイメージしたのではといわれているそうです。

 

家具・照明

館内にはライトがデザインした家具や照明が展示してあります。

 

 

 

市松模様

 

玄関や窓などに使われているステンドグラスは市松模様になっていて、金箔が使われています。
この市松模様のステンドグラスは、一番輝くところに配置してあります。

 

幾何学装飾

P13下段の「アトムの視点」でも取り上げた中央玄関の「光の籠柱」の透かしテラコッタをはじめ、館内は幾何学模様を取り入れた装飾がいたるところに。

   

こちらは通気口や自然の光を入れるためのランプシェイドの役割をしています。デザインと実用性を兼ね備えています。

 

 

明治村

今回お邪魔した博物館明治村は、帝国ホテル中央玄関の他にも多くの歴史的建造物が残されており、ゆっくり見るには1日では足りないかも!?

  

  

 

Information

アトムニューズ各号で特集した場所をこちらにまとめました。お散歩のお供に。

アトムニューズ197号リリース!

  • 2017年9月22日

弊社広報誌、ATOM NEWS 197号(2017秋夏号)をリリースしました。

「アテナの道具箱」では、加賀水引職人・津田六佑さんにお話を伺いました。
現在、金沢の伝統工芸として注目されている「加賀水引」は、伝統を受け継ぎながら、さらに斬新な手法で発展してきました。
贈答品ではよく目にする水引の世界へご案内します。

 

「古今東西たてものがたり」では愛知県犬山市明治村内にある帝国ホテル中央玄関を訪ねました。
フランク・ロイド・ライトの代表作である帝国ホテルの二代目本館、通称「ライト館」。
ライトの去就、関東大震災、移築など様々な「たてものがたり」が詰まっている建物をご紹介します。

ATOM NEWS 197号は、本社(東京・入谷)、CSタワー(東京・新橋)、各拠点(札幌・前橋・大阪・広島)にて配布中です。
また、弊社ホームページでもバックナンバーも含め、ご覧いただけます。

 

[コンテンツ]

アテナの道具箱      加賀水引職人・津田六佑
古今東西たてものがたり  帝国ホテル中央玄関
住まいに役立つ仲間たち  忘れられた存在「天井」を考える
Vegetable Atelier     島オクラ
石の神様・仏様      願いごとと煩悩は紙一重
What’s ATOM?      アトムリビンテックってどんな会社?6  and so on

 

[読者プレゼント]フランク・ロイド・ライト カップ&ソーサー

建築家フランク・ロイド・ライトが設計を手掛けた旧帝国ホテル本館、通称「ライト館」で当時使用されていたカップ&ソーサーが、米国フランク・ロイド・ライト財団の許可のもと、復刻版としてよみがえりました。
ライトならではの幾何学模様と色づかいがレトロかつハイセンス。
時を超えて愛され続けるライトの魅力を感じてください。
こちらのカップ&ソーサーをアンケートにお答えいただいた方のなかから抽選で5名様にプレゼントいたします。
巻末のはがき・FAXまたは弊社ホームページよりご応募ください。
締め切りは2017年10月31日(火)です。ご応募おまちしております。

 

 

Back To Top