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ドア・引戸・折戸などの建具金物、クローゼットなどの収納の金具や家具金物、手摺や物干し金物など「住まいの金物」の製造、販売。

アトムニューズ取材メモ No199編

3月に発行しました、アトムニューズ199号でお邪魔した「綿業会館」の取材メモをご紹介します。
綿業会館は、会員制のため通常は非公開ですが、毎月第4土曜日に一般参加の館内見学会が開催されています。また挙式や披露宴会場としても利用できるとのこと。

三休橋筋

綿業会館のある三休橋筋では、電線の地中化や歩道整備などが進められ、雰囲気の良い散歩コースとなっています。
歩道に設置されたガス灯は、大阪ガス(創業100年事業の一環として)や地元有志とともに55基が寄贈されました。

 

玄関ホール

P11中段の写真にもある玄関ホールに鎮座する岡常夫氏の銅像。もともと綿業会館は、東洋紡績(現・東洋紡)の重役であった岡氏の遺言により、遺族と関係業界からの寄付金を基に建設されました。

大理石の階段は、綿業会館で挙式された方に人気のフォトスポットとのこと。

 

1階エレベーター脇にある郵便箱。現在は使用されていませんが、上の階から投げ込まれた郵便物がここに落ちてくるようになっています。

 

会員食堂

P13の文中に登場するアーチ状のガラス窓と米国風ミュラール・デコレーションで彩られた天井。それぞれ近くに寄ってみると・・・

 

特別室

猫脚の家具が可愛い特別室。こちらの家具は建設当時からのもの。

アトムの視点でも取り上げているレリーフが施された天井。ライトも建設当時からのもの。

 

会議室

P13文中にもありますが、床は大理石で、アンモナイトの化石を見ることができます。

鏡張りのドアの上部にはオニキスの電気時計が嵌め込まれています。
ドアの縁取り部分は、一見すると木に見えますが、これは木目調の大理石!贅沢な使い方です。

 

談話室

壁には日本綿業倶楽部、歴代会長の肖像画が。

入口のドアノブと丁番。丁番は付け替えた跡がのこっていました。

重厚な空間にも負けない家具。

談話室の階段。手すりのロートアイアンの装飾はP14上段中央の写真でご覧ください。

昭和20年の大空襲によって周囲は焼け野原になりましたが、フランス製耐火ワイヤ・ガラスの窓のおかけで、建物は奇跡的に焼け残りました。

 

大会場

本誌に写真掲載はありませんが、P14でご紹介している大会場。

 

綿花

館内には綿花が飾られていました。

 

船場

船場は江戸から近代にかけて商業都市大阪の中心として栄えてきたエリアでもあり、綿業会館の他にも歴史ある建物があります。


津村別院(北御堂)

御霊神社

 


芝川ビル

大阪倶楽部

 

Information

アトムニューズ各号で特集した場所をこちらにまとめました。お散歩のお供に。
https://www.atomlt.com/blog/atom-news

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