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ドア・引戸・折戸などの建具金物、クローゼットなどの収納の金具や家具金物、手摺や物干し金物など「住まいの金物」の製造、販売。

Thanks for the 10th anniversary(前編)

  • 2017年8月21日

2017年、お陰様でアトムCSタワーはオープン10周年を迎えました。
4月に開催した「春の新作発表会」からしばらくの間、1階ギャラリーショップKANAGUにて、
記念展示を行いました。

この10年、多くの方がCSタワーにご来場いただきました。金物業界のみならず、様々なジャンルの方と交流させて頂き、新たな出会いがありました。
そこでいくつかのキーワードとともに、時間を遡っていきます。

 

●新橋

 

アトムCSタワー所在地の新橋近辺は名所史跡の多い土地です。
ざっと上げてみると、愛宕神社、鉄道発祥、東京タワー、最近では新虎通りも開通しました。
CSタワーの目の前には、忠臣蔵の浅野内匠頭終焉の地、田村家屋敷跡の碑があり、歴史ウォーキングで訪れる方もいらっしゃいます。

 

●芝家具

CSタワーがある辺りは、旧地名を芝・田村町といい、かつては「芝家具」で栄えた場所でした。

「芝家具」とは、この芝・田村町いわゆる芝地区で製造販売する洋家具のことで、優れた技術と古い伝統を誇る注文一品生産の高級品であることを特徴としていました。

洋家具が初めて日本に渡来したのは室町時代で、そのあと江戸時代にも入っていましたが、本格化したのは安政6年(1859年)横浜に外国人居留地が設けられてからでした。
当初はまだ生産は行われず、日本人は修理や流通に携わるだけでした。そんな当時、初代アメリカ公使ハリスの書記官ヒュースケンが芝の大工に椅子を作らせたという記録が残っています。たぶん日本人が初めて洋家具を作った記録だと思われます。

洋家具業が一つの産業として興ってくるのは明治に入ってからで、当時の文明開化の風潮に乗って他の欧米文物と同様、洋家具も近代・自由の象徴として上級階級から庶民へと浸透していきました。椅子・テーブル・西洋飯台(食卓)・書棚の4点が当時の洋家具の主なものだったようです。

このような状況のなかに「芝家具」は興ってきました。業者の多くは西洋古道具商と称した人たちでした。当時は現在と違って、古道具や中古品は皆があこがれる立派な商品でした。まして家具は耐久消費財ですから、業者は西洋人などから購入した商品で初期の需要は十分まかなえたようです。そのうち新品を扱うようになり、その製作に建具職人や指物職人が携わっていました。

「芝家具」の成立には地域的に有利な要因もあったようです。この区域は江戸時代には殆どが大名や旗本の屋敷でした。明治になって多くの武士が去り、私有地すべてに税がかかるようになると、これを分割して借地に出しました。つまり、居職人が住むのに新開地は都合がよかったわけです。
それにこの区域は街道沿いに商店街が栄え、金毘羅宮・烏森稲荷の門前町があり、赤レンガ街には勧工場(一種の名店街)ができ、明治5年には新橋駅も開設しました。近隣は官庁街・ビジネス街・商店街・貴顕の大邸宅等があって、店舗を開くのに有利であったわけです。
さらには、洋風建築が盛んに建てられ始めたことが「芝家具」興隆の追い風になりました。鹿鳴館(明治16年完成)をはじめ、明治20年代には多くの官庁や会社が建てられ、30年代には一般邸宅にも及びました。

明治に入って我が国においても工場制機械工業が始まりました。「横浜家具」が実用量産の道を歩んでいったのに対し、「芝家具」はハンドメイドの注文一品生産による高級洋家具を特徴とし、ようやく洋家具に対する審美的な要求を持ち始めていた東京の需要によく応え、順調に業績を伸ばしていきました。
関東大震災(大正12年)前後が「芝家具」の絶頂期だったようです。
その後、不況・戦時統制を経て、戦後再び復興しましたが、生活様式の変化等々時代の流れにより、残念ながらいまやかつての姿は全く見られなくなりました。

(アトムニューズ153号より)

 

後編は9月に掲載予定です。

 

ATOM×東海大学 産学連携作品展 作品紹介

  • 2017年4月21日

20日より始まりました、東海大学教養学部芸術学科デザイン学課程の学生達との「ATOM×東海大学 産学連携作品展」。
9名の学生が「パレット」をテーマに、生活に彩りを与えるプロダクトを提案しています。

今回は作品展の出展作品をご紹介いたします。

 

●たのしくおてつ台 大林風雅さん
たくさんのお手伝いをして褒められる喜びを感じられるような作品を提案しました。
お手伝い一回につき小さなキャラクターのオブジェを一体置くことができ、ゴールまで行くとご褒美がもらえます。
キャラクターには動物とダジャレを掛け合わせた名前をつけることで、子供に愛着を持ってもらえるよう設定しました。

 

●ぷにっとらいと 鈴木伶奈さん
肉球の柔らかな感触を楽しみながら使えて、みんなが笑顔になれる作品を提案しました。
肉玉を押すだけでライトが点灯するので、足元灯として階段や壁に貼ることができます。
ライトとしてはもちろん、インテリアとしても楽しめます。

 

●Tragen Light 住谷優彰さん
お気に入りの着られなくなった洋服や、どうしても捨てられない子供の洋服など、人が思い出の洋服を使って自分だけのスタンドライトをデザインする、自分だけの明かりを作り出すスタンドライトを提案します。
チャックやボタン襟などを使い、照明自体の光量を調節することがでます。
生地によって光の広がり方が異なり、自分の好みに合わせて光をデザインすることができます。

 

●はなたま 土田菜摘さん
一人暮らしの人や、帰りが遅く一人で帰宅する人が、ちょっとでもホッとする一瞬を作れたらと考えたのがこの作品です。
花は、紙でできており、紙の裏にプラスチックのシールを貼ることで、お風呂やキッチンなどの湿度の多い場所に置くと、自然に花が開く仕組みです。
透明なボールに花のパーツを刺す構造なので、自分の気分によって花の色を差し替えたりできます。

 

●float mirror  武藤夏奈子さん
殺風景になりがちな廊下などの通路に、何かパッっと目に入るようなユニークな形で色を添えることはできないかと考えました。
花瓶に挿した花は、数本でも鏡に写って奥へと広がって見えるため、より華やかな印象になります。
設置部分は吸盤となっているため、様々な場所に付け替えたり、一つの鏡に複数設置できたりと、使用者によって様々なバリエーションを出すことができます。

 

●ピタッとキー 新田真子さん
家を出る前に鍵がない!となる方は、多いのではないでしょうか。
鍵を開け玄関に入り、流れ作業のようにそのままポンッ!と簡単にはめることができます。
受け側の中が磁石になっているので、落ちないようになっています。
キーホルダーとなる方には、小さい金属を内蔵することで、携帯やパソコンなどの電子機器を壊さないようにしました。

 

●ハンガーボーン 新田真子さん
子供のことを考え、機能性や安全性を重視しました。さらに、思わずハンガーをかけたくなる見た目をしているため、子供が自ら服をかけるようになり、楽しく習慣を身につけることで、自立精神も担うことができます。
掃除をするときなどに邪魔にならないよう、上に持ち上げてたたむことができます。
左右どちらからでもハンガーをかけることができるようになっています。

 

●マルチタウン 櫻井涼葉さん

ネックレスや帽子などの衣類や鍵などの小物を掛けたり、置くことができ、自分が使いたい場所を動かして、楽しめます。
一見、一つ一つがバラバラに見えますが、使わないときはパズルのように組み合わせることで、一つの街のような模様になり、インテリアとしても楽しめます。

 

●HAKOROMO 山中悠二郎さん
水の波紋から癒しやリラックスに繋がるインスピレーションを受け、日常に癒しと彩りを与えてくれるプロダクトを提案しました。
家の玄関や自室など、すぐ目につく場所に設置し、ちょっとした時に目に入り、日常に癒しをプラスする効果を与えてくれます。

 

●ド・レ・ミ・コレクション 山口佳美さん
お気に入りの物やコレクションの品は自分の象徴や個性であり、生活に彩りを与えるものだと思います。収集して終わりではなく、飾ってあげることで、日々眺め楽しみ輝きが増すと考えました。
五線譜部分がレールになっています。そこに音符型フックを好みの位置に付けることができます。フックは右回しで固定できます。

 

●空間デザイン 水書茉由さん
今回はスペース専攻の水書さんが空間をプロデュースしてくれました。
 

◆ATOM×東海大学 産学連携作品展
【会期】2017年4月20日(木)~22日(土) AM10:00~PM6:00
※最終日4/22(土)はPM5:00まで
【会場】アトムCSタワー8Fギャラリー
東京都港区新橋4-31-5 TEL.03-3437-3440

2017春の新作発表会・東京展スタートです

  • 2017年4月20日

先週は、弊社展示会「2017春の新作発表会・大阪展」にご来場いただきありがとうございました。
いよいよ、本日より「2017春の新作発表会・東京展」がスタート致します。
東京展では、東海大学との産学連携作品展を開催いたしております。
お近くにお越しの際は、是非ともお立ち寄りください。 

こちらで今回のご提案品をピックアップしてご紹介しております。 

こちらでCSタワー展示商品をご紹介しております。

 

◆2017春の新作発表会 東京展
【会期】2017年4月20日(木)~22日(土) AM10:00~PM6:00
※最終日4/22(土)はPM:5:00まで
【会場】アトムCSタワー
東京都港区新橋4-31-5 TEL.03-3437-3440

ご来場ご希望の方は、弊社ホームページより招待状をプリントアウトしてお持ちください。
※ご同業者のご来場はご遠慮頂く場合がございます。予めご了承ください。

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