skip to Main Content

ドア・引戸・折戸などの建具金物、クローゼットなどの収納の金具や家具金物、手摺や物干し金物など「住まいの金物」の製造、販売。

[KANAGU story01]「ギャラリーショップKANAGU」オープンに向けて

  • 2016年8月22日

アトムCSタワー1階にある「ギャラリーショップKANAGU」では、職人こだわりの金属の雑貨やインテリアをご紹介しています。
最近では「有吉くんの正直さんぽ(フジテレビ系列)」、「ぶらり途中下車の旅(日本テレビ系列)」、「じゅん散歩(テレビ朝日系列)」など、メディアに取り上げられる機会が増え、ありがたいことに足をお運びくださるお客様も増えてきました。
そこでショップスタッフの皆さんに、「ギャラリーショップKANAGU」の魅力をたっぷりと語っていただく連載をスタートします。
今回は、ショップスタッフの峰島さんに、オープン当時のお話をうかがいました。

 

-どのようなきっかけで「ギャラリーショップKANAGU」をスタートしたのですか?

アトムリビンテックは、1903年に創業した家具金物・建具金物・陳列金物など、住宅用内装金物全般の企画・開発・販売を行っている会社です。
1980年に金物の選択者・使用者側と製作者側との相互交流を求めるため、現在のCSタワーの場所に、内装金物のショップ&ショールーム「亜吐夢金物館」を開館しました。
その後、2007年にショップ&ショールームだけではなく「住空間創造企業」を目指し、ATOM CS TOWERとして生まれ変わりました。

旧アトム館  竣工当時外観

もともと、新橋には明治の頃から家具関係の職人など家具に係わる会社が多かったようです。
CSタワーでは、本業の内装金物だけではなく、こだわりの商品を探し求める高感度なお客様に、家具やインテリアなどを販売することを始めたのです。
ただ、自分たちが金物屋だからなのか?何か、しっくりこない。さらに、こだわりの商品を取り扱う中で、その背景の興味が沸々と沸き上がるのです。自分たちの核となるものはいったい何だろう…?

 

-今までとは違う商品を扱っていく中で出てきた新たな悩みですね。

そうですね。そんな時に、CSタワーの活動の一環で、ロートアイアンの職人と出会いました。その方と握手をしたときに、彼の手が無骨でとても厚く、そして、とても温かかったんです。その瞬間に、何か、見えない職人からのメッセージを受け取ったのかもしれませんね。それから急速に、職人の世界を掘り下げてみよう。一緒に同じ釜の飯を食える仲間を作ろう!と。
もともと、アトムリビンテックの創業者は、繊細な装飾と微妙な細工の技術を要する江戸指物の錺(かざり)職人でした。創業時の原点である職人に敬意を払い、当社のDNAを探し求めるように、日本の職人を取材させて頂きながら、WEB(TSUNAGU WEB GALLERY)での企画展をスタートすることから始めたのです。

イヌイさん 全画面キャプチャ 20160817 211645

 

-WEBでの企画展からのスタートということは、まだお店は?

オープンしていませんでした。その後、取材を通じて様々な職人をご紹介いただく中で出会ったイス職人と、2010年3月に職人ご本人に来て頂いて、試験的なアウトレットセールを開催しました。

 

-その時の反響はいかがでしたか?

星亀OUTLET非常に良かったですね。約1週間開催したのですが、会期中にイス職人に会いに来られる方が非常に多いことに驚きました。
このアウトレットセールを通して、顔の見える職人の商品を販売する可能性を実感し、ショップ運営を意識するようになりました。

 

 

 

-ショップ運営に向けた大きな一歩でしたね。

はい。2010年は友達の輪ならぬ職人の輪といった感じで、職人から職人をご紹介していただきました。
と同時に、自分たちでも様々な展示会に足を運んでいました。そんな中で伝統工芸士の折井さんを知り、飛び込みで訪問させていただきました。

折井さん

 

-飛び込み訪問ですか?!

はい(笑)。飛び込み訪問にもかかわらず、折井さんには快く対応していただき、ありがたかったですね。
折井さんにはその後のKANAGUの柱となる高岡の職人を数多くご紹介いただきました。
そして、2010年秋に「ギャラリーショップKANAGU」をオープンしました。

ショップオープン

 

-ショップ名に「KANAGU」とつけたのはどうしてですか?

WEBでの企画展「TSUNAGU WEB GALLERY」のリアル店舗の位置づけとしてスタートしたこともあり、実はしばらく名無しのお店でした(笑)
ただ、当社のルーツである錺金具のエッセンスを取り入れ、折井さんをはじめとした、高岡の金属装飾に関わる職人たちの表現力の奥深さに衝撃を受けたことから、”金属”を中心とした商品構成にしようと決めたのです。そして、ロートアイアンの職人から受け取った、熱き想いのバトンを、職人から職人へと金具(KANAGU)が 繋ぎ、モノとヒトの物語りを届けられるお店にしようと。色々悩んだ末に、シンプルに日本語の ”かなぐ” をショップ名にし、ロゴも錺金具をモチーフとしたものにしました。

 

-ショップスタート当初の思い出はありますか?

ショップとして屋号をつけて看板を掲げることは、とても勇気がいる決断でしたので、その時の緊張感は今でも覚えています。そして、その頃を振り返ると、熱き職人たちとの出会いは、自分の実力以上に物事が進んだ2010年でした。会社には、職人の想いまでは説明できなかったのですが、企画を進めさせて頂いたことに大変感謝しています。そこから、誇り高き職人たちと盃を交わし、同じ釜の飯を食べ、KANAGUはスタートするのですから。

 

次回は2016年9月に掲載予定です。お楽しみに。

 

KANAGUギャラリーショップKANAGU

 Add:東京都港区新橋4-31-5 アトムCSタワー1階
 TEL:03-3437-7750
 Access:JR・東京メトロ銀座線・都営浅草線「新橋」
     都営三田線「御成門」「内幸町」より徒歩8分
 営業日・営業時間はホームページをご覧ください
 URL:https://www.atomlt.com/cstower/

「2016春の新作発表会」CSタワー展示商品のご案内&フロア ラリー開催のお知らせ

  • 2016年4月15日

弊社「2016春の新作発表会」にご来場いただきありがとうございます。
大阪展は明日までの開催となっております。お近くにお越しの際は、是非ともお立ち寄りください。
※4/16は、搬出のためPM:5:00までとなっております。

今回は、来週よりスタートする東京展の会場、アトムCSタワーのご紹介をいたします。
アトムCSタワーでは、ATOMブランドの金物展示の他に、アーバンスタイル事業部によるアートシーンや、新たな住空間を提案する商品やプロジェクトなどをご紹介しております。

 

6階 ATOM×東海大学 産学共同作品展

exb16_sangaku_top

今回で9回目となる産学共同作品展では、「BASE」をテーマにした作品を展示しております。展示作品は、こちらからご覧ください。

 

5階 アーバンスタイル事業部

cs

住まいに彩を添える個性的なプロダクトをご紹介しています。

 

1階 ギャラリーショップKANAGU

kanagu

「職人」「金属」「手しごと」をキーワードにした、セレクトショップです。
日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」、フジテレビ系「有吉くんの正直さんぽ」にて取り上げていただきました。

 

atom_banner_201603_shop

ギャラリーショップKANAGUでは、春の新生活応援フェアとして、マグネシウム合金製の名刺入れをご紹介しています。
イエロー、オレンジ、ピンク、ライムグリーン、アクアブルーの限定5色をご用意しております。
詳しくはCSタワーホームページ「春の新生活応援フェア」をご覧ください。

 

フロアラリー 職人WAZAあみだくじ

職人WAZA  職人WAZA2

毎回、皆さまにお楽しみいただいているフロアラリー。今回は運命のあみだくじ!
ご参加いただくと、もれなく職人の手仕事による素敵なプレゼントがもらえます。
是非ともご参加ください!
※プレゼントはお一人様1つまでとなります。

春の新作発表会
【会期】2016年4月20日(水)~23日(土) AM10:00~PM6:00
※最終日4/23(土)はPM:5:00まで
【会場】アトムCSタワー
東京都港区新橋4-31-5 TEL.03-3437-3440

アトム CSタワー

ご来場ご希望の方は、弊社ホームページより招待状をプリントアウトしてお持ちください。
※ご同業者のご来場はご遠慮頂く場合がございます。予めご了承ください。

ATOM×東海大学 産学共同作品展

  • 2016年4月7日

exb16_sangaku_top     入口

弊社は、東海大学 教養学部 芸術学科 デザイン学課程の学生達と「住まいの安全・安心・快適」を研究題目にした『産学連携プロジェクト』の取組みを行っております。
今回で第9回目を迎える取組みになりますが、今回参画した学生8名が「BASE」をテーマに、毎日をちょっと幸せに過ごせるきっかけを「創造して、アイデアを出して、作品に仕上げる」までを行いました。
それぞれの視点で取組んだ、半年間の成果を作品展示致しますので、是非この機会にご高覧頂けたら幸いです。

【会期】2016年4月20日(水)~23日(土) AM10:00~PM6:00
※最終日4/23(土)はPM5:00まで
【会場】アトムCSタワー6Fギャラリー
東京都港区新橋4-31-5 TEL.03-3437-3440

アトム CSタワー

今回は作品展の出展作品をご紹介いたします。

コネクト

コネクト

自然な行為の流れで片付けができるフック。
フックは移動可能で、成長に応じて数を増やしたり、位置を変えて長く使うことができます。

 ●ドコデモフック

ドコデモフック

自由に場所が選べるフック。
迷路のような形状をしているので、片付けの苦手な子供たちもゲーム感覚で楽しんでもらえます。

ATTENTION

ATTENTION

離れて暮らす家族の気配を伝えるパネル。
センサーが内蔵されたパネルが相手のシルエットを伝えることで、家族の存在を感じ、思いやるきっかけを生み出します。

 ●星角プラネット

星角プラネット

部屋のかどに星空が浮かみあがる角棚。
部屋の中でも星空を見て心を和ませるような角棚を提案します。

 ●nikori

nikori

中身の重さによって表情が変わる引出し。
片付けをする新しいきっかけを作り、マイナスイメージの強い片付けを楽しい習慣へと変えます。

●まいんポケット

まいんポケット

ぼく・わたし専用の毎日の必要な物を入れるポケット。
回して降ろすことで、高い位置にある物を、手を伸ばすことなく取ることができます。

●茸葉 マッシュリーフ

茸葉マッシュルーム

スタンドライト型の間接照明。
ゆらぎ効果があると言われている、木漏れ日とロウソクの灯りを参考に、疑似的に表現した灯りによる安らぎ効果を提案します。

●sunny Time

sunny Time

晴れの日の良さを再認識することで、晴れの日を特別な日に変える窓装飾。
立体化することで、前後のズレを作り、毎日見ても飽きずに、どんどん晴れの日を好きになるような提案です。

Back To Top