アトムニューズ取材メモ No206編
2019年12月に発行しました、アトムニューズ206号でお邪魔した際の取材メモをご紹介します。
アテナの道具箱:左官 福吉奈津子さん

現場に持っていく道具箱。大小さまざまなサイズのコテを30種類ほど持っていくそうです。

壁塗り用のコテは壁材や使い道によって大きさや形、材質も違い、何千という種類があるそう。時には自作のコテを使うこともあるそうです。

今回は、原田左官工業所様のショールームで福吉さんにお話を伺いました。
ショールームは、様々な素材やサンプルを見ることができ、まさしく「左官の図書館」です。
古今東西 たてものがたり:康楽館


まるで江戸時代にタイムスリップしたような客席。
舞台に下りている緞帳は、小坂町が生んだ日本画家 福田豊四郎画伯が「樹氷」をデザインしたものです。

劇場の客席天井の電灯は明治時代のものを今でも使っています。
創建当時はまだ東北に電気なく、当時としては電灯が設置された、大変珍しい芝居小屋だったそうです。

舞台裏へ潜入!取材にお邪魔した日は、劇団「三峰組」の公演の前日でした。
康楽館では、月替わりで常打芝居と呼ばれる常設公演が行われています。


小坂町は、かつて東洋一の銅山として栄えた町でした。
康楽館がある「明治百年通りの遊歩道」には、国重要文化財の「小坂鉱山事務所(写真左)」や国登録有形文化財の「天使館(写真右)」など多くの建物が残されています。
Information
その1 アトムニューズ各号で特集した場所をこちらにまとめました。お散歩のお供に。
その2 アトムニューズ公式Instagram更新中です。フォローお願いします。
緊急事態宣言発令に対する当社の対応について
緊急事態宣言発令に対する当社の対応につきましては、こちらをご覧ください。
関係者の皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
アトムニューズ207号リリース!

弊社広報誌、ATOM NEWS 207号(2020春号)をリリースしました。
「アテナの道具箱」では、和泉蜻蛉玉職人 松田有利子さんにお話を伺いました。
幼い頃からお父様(小溝時春)の作るとんぼ玉に魅せられ、毎日工房に通っていた松田さん。
伝統を受け継ぎ、2代目として全国のデパートをめぐる活動をしていたとき、世界遺産である平等院鳳凰堂に祀られた国宝・阿弥陀如来坐像の台座からバラバラになって発見された瓔珞の復元依頼という思いがけない話が飛び込んできました。
「古今東西たてものがたり」では、神奈川県横浜市にある横浜市大倉山記念館を訪ねました。
実業家で後に東洋大学学長を務めた大倉邦彦によって昭和7(1932)年に「大倉精神文化研究所」の本館として創建され、横浜市が寄贈を受け、昭和59(1984)年に「横浜市大倉山記念館」として生まれ変わりました。
今年2020(令和2)年1月に当社ショールーム「亜吐夢金物館」が開館40周年を迎えました。そこで今回の「What is ATOM ?」では、亜吐夢金物館の40周年の歩みについて、髙橋社長にお伺いしました。
また「亜吐夢金物館のトリセツ」も掲載しています。
ATOM NEWS 207号は、本社(東京・入谷)、CSタワー(東京・新橋)、各拠点(札幌・前橋・大阪・広島)にて配布中です。
また、弊社ホームページでもバックナンバーも含め、ご覧いただけます。
[コンテンツ]
アテナの道具箱 和泉蜻蛉玉職人 松田有利子
古今東西たてものがたり 横浜市大倉山記念館
住まいのなかの機構としくみ 圧力ってなに?
石の神様・仏様 ピンクの服に着替えたら
What’s ATOM? アトムリビンテックって、どんな会社11 / 亜吐夢金物館のトリセツ
トーキョー下町探検 台東区千束・浅草編 and so on
[読者プレゼント]和泉蜻蛉玉のブレスレット

「アテナの道具箱」でご紹介した和泉蜻蛉玉職人の松田有利子さんが制作したブレスレットです。
「和泉蜻蛉玉」とは、かつて和泉国(現在の堺市付近)のみで制作されたとんぼ玉のこと。
その歴史を正当に継承した技術、技法、材料によって作られたものです。
写真上が、瑠璃。左が翡翠と白・緑・紫。右が白と桃色のブレスレット。
それぞれの粒を揃える技術がたいへん難しく、貴重な逸品。
「つけ心地の良さを実感していただけたら嬉しいです」と松田さん。
こちらのブレスレットをアンケートにお答えいただいた方のなかから抽選で3名様にプレゼントいたします。
巻末のはがき・FAXまたは弊社ホームページよりご応募ください。
締め切りは2020年4月30日(木)です。ご応募おまちしております。
アトムニューズの
