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ドア・引戸・折戸などの建具金物、クローゼットなどの収納の金具や家具金物、手摺や物干し金物など「住まいの金物」の製造、販売。

取材に行ってきました No191編

寒い日が続くなか、突如、春の陽気のような日もあり、この気温の差がだんだんと春が近づいているのだなと感じさせてくれます。
しかし、スギ花粉が飛び出しているので、花粉症の皆様にはつらい時期がやってきますね。
なかなか万全の対策とはいきませんが、なんとか穏やかに過ごしたいものです。

さて、アトムニューズ191号「たてものがたり」では、ある場所にある「本陣」にお邪魔しました。
幕末に活躍したある組織と大きく関係している場所です。幕末好きの方ならもうピーンと来ているかもしれませんね。

2016.02.22

さて、どこにお邪魔したか分かりましたか?
アトムニューズ191号は2016年3月発刊予定です。お楽しみに~

[開発小話1]ペット用ドア「ペットくぐ~る」

当社では身近なところに潜むアイディアをもとに、多くの製品を開発して市場に送り出しています。今回は、ペット用ドア「ペットくぐ~る」の開発を担当した開発部 早川主任に、商品開発の道のりを教えていただきました。

-どのようなきっかけで開発がスタートしたのですか?

開発当時(2002年)より以前はペット用ドアというと海外製品しかなく、ドアに取り付けたとき出っ張ってしまうため、日本家屋独特の引戸には設置できませんでした。そこで「日本の住宅でも使いやすいペット用ドアを作ろう」と、商品開発が始まりました。

 

-開発で苦労したところはありますか?

ペットく~ぐーる私自身はペットを飼っていなかったので、犬や猫を飼っている社員から情報収集をし、その意見を聞きながら設計を進めていきました。もっとも苦労したのは引戸にも使えるように「扉からの出っ張りを、目隠しパネルを含めて2mm以内に納める」という部分です。また、最初の試作品はフラップが一枚板だったのですが、弊社の展示会にいらっしゃった愛犬家のお客様が「鼻を使ってドアを行き来する様子が痛々しい」とおっしゃっていたのを社員が聞き、「フラップが真ん中から2つに折れればショックが和らぐのでは」というアイディアが生まれ、今の2つ折れの形になりました。

 

-実際に使われるお客様の声が反映された製品なのですね。

そうですね。お客様の声が開発に活かされているのもこの製品の特長です。製品名も社内の公募と投票によって決まったものですし、お客様をはじめ、会社全体に応援してもらって完成した製品という感じです。
購入したお客様からも「扉を開け閉めせず、自由に愛犬が行動できるようになり、わずらわしさが削減できた」などの声が寄せられてうれしく思っています。
すでに開発から10数年経ちますが、現在も多くのお客様にご利用いただいております。

製品情報:ペットくぐ~るカタログ(PDF版)

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