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ドア・引戸・折戸などの建具金物、クローゼットなどの収納の金具や家具金物、手摺や物干し金物など「住まいの金物」の製造、販売。

アトムリビンテックのあゆみ ~ 折戸・上吊引戸システム金具を発売

1979年(昭和54年)9月に折戸システム金具と上吊引戸システム金具を発売しました。

●HDシステム金具(折戸金具)
1970年当時は、まだ折戸は住宅の中でほとんど使われておらず、せいぜい倉庫やホテル、その他の公共施設などの一部にみられるぐらいでした。
高度経済成長が極みに達し、家庭には物があふれていく反面、家の中は狭くなる一方の我国の状況を見るにつけ、近い将来、省スペースなど多くの特長を有する折戸が、場所によってはドアや引戸に取って代わるであろうと予見し、業界に先駆けて住宅用折戸金具「HDシステム金具」を開発、社会に提案していきました。
初めのうちは、なかなか簡単には採用してもらえず苦戦を強いられましたが、パンフレットの大量配布や度重なる商品説明会などの地道な活動の結果、徐々に採用の機会を得て、数年後には爆発的な普及を見るに至りました。

●SDシステム金具(上吊引戸金具)
当時の住宅における引戸(障子や襖以外のやや重めの引戸)は、床に敷いたレールの上を走行するタイプが一般的でした。
しかし、ガラス入りの引戸などの重い引戸になると、開閉操作も重く、かつガラガラと音がして、特に下の階などによく響くといった難点がありました。また、床に敷いたレールが生活の邪魔になるのも難点でした。
上吊式SDシステム金具はそれらの難点を解消、そのうえ戸の吊り込みや上下左右の位置調整も簡単なため、好評を得て、住宅や病院などの引戸として普及していきました。
以来、SDシステム金具は40年近くにもわたるロングセラー商品となり、その後も様々なニーズに応じた重量引戸用、アウトセット用、住宅用自動ドアシステム金具、ソフトクローズタイプなどを次々と開発していき、いまや当社が誇る充実シリーズとなっています。

※折戸については、当社広報誌ATOM NEWS 193号の「What is ATOM」、上吊引戸金具については197号の「What is ATOM」において、社長 髙橋良一がQ&A形式でお答えしています。こちらも是非ご覧ください。

 

1979年の出来事
 ・ソニーがウォークマン第1号(TPS・L2)を発売
 ・婚礼家具がこれまでの5点セットから洋服・整理ダンスの2点セットへ
 ・初の国公立大学共通一次試験が実施
 ・テレビ朝日で、アニメ「ドラえもん」が放送開始
 ・埼玉県所沢市に西武ライオンズ球場が完成

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