アトムリビンテックのあゆみ ~ 建築金物部門を設置
1965年(昭和40年)2月、従前より手掛けていた棚受などの陳列金物に加え、幅広く建具金物への進出を目指して、新たに建築金物部門を開設した。
これは予てから考えられていたことで、家具も住居の中で使われる以上、いずれは「家全体の調和」という問題として捉えられるようになってくるのではと思われ、また、既製の建具金物が少々繊細な面に欠けているきらいがあり、あまりにも変化がなく、物足りなく感じられていたためである。
創設当初には想像通り幾多の困難があったが、本来の得手であったハンドル、引手、戸引手等の分野から始まり、その後さらに玄関錠、丁番、折戸、上吊式引戸システム金具等々の機能品まで手を伸ばし、建築金物と家具金物を統合した内装金物(住まいの金物)という独自の事業分野を確立するまでに至った。
1965年の出来事
・日本サッカーリーグ開幕
・大塚製薬「オロナミンC」を発売
・沖縄県西表島でイリオモテヤマネコを発見
・プロ野球のドラフト制がスタート
・水木しげる「墓場の鬼太郎」(ゲゲゲの鬼太郎)連載スタート