アトムリビンテックのあゆみ ~ 店舗建築
昭和3年(1928年) 現在の本社所在地に店舗を建築
昭和3年秋、現在の社屋のある場所に1万円の工事費をかけた店舗が完成。
当時としては、業容に見合わぬと同業者から笑われるほどの大きい店であった。
喜んだのは傘下の工場で、たちまち店の棚を一杯にしてくれたという。
人手も自転車も増え、初めて電話が架設されると、需要家を対象にしていた商売には飽き足らなくなり、いよいよ卸売業を始めたのである。
商品の生産手段が進歩して一応の量産が可能となり、コストも低減できるようになった。
これもまた卸商売を指向するに至った一因であった。
1928年の出来事
・横浜崎陽軒が箱入り焼売を発売
・大相撲の実況放送が始まる
・日本ビクターが初の洋楽レコードを発売
・NHK、全国放送を開始
・ミッキーマウスが登場するディズニーのアニメ映画「蒸気船ウィリー」が公開される