戸車の車輪径と引戸との関係、及びベアリング入りとベアリング無しと引戸との関係について教えてください。
回答
車輪径φ36とφ30サイズは、長年使用されてきた大型重量引戸用サイズと小型軽量引戸用サイズです。車輪径φ33とφ26サイズは、近年、引戸のサイズや重量の変化に伴って新しく現れたサイズです。車輪径の大小と引戸との関係は、耐荷重の差よりも、径が大きい程抵抗が小さいため軽くて走行音が小さくなると言えます。
また、「ベアリング入り」と「無し」との違いは、主に耐久性にあります。「ベアリング入り」も「ベアリング無し」も、使い始めは耐荷重に差はありませんが、「無し」の場合は重い戸に長年使用しているうちに軸と車輪との接点が摩耗し偏芯していき、次第に動きが重くなっていきます。そのため、ベアリング入りに比べて重い戸への使用は避けた方がよいということになります。