skip to Main Content

ドア・引戸・折戸などの建具金物、クローゼットなどの収納の金具や家具金物、手摺や物干し金物など「住まいの金物」の製造、販売。

DC100°シリーズのスライド丁番は廃盤となっていますが、代替品はありますか?

回答

交換にはいくつか条件がありますが、C105°シリーズに交換が可能です。

  • 最大開き角度が、+3°(3°大きく開く)になります。
    ※開いた時に扉が当たらないかご確認ください。
  • その扉についているスライド丁番は、全て交換してください。
    ※カップの開き角度や軌跡が違うので、その扉についている全てのスライド丁番を交換してください。
  • 扉への丁番固定(ネジ穴)位置が若干違います。
    ※必要に応じて古いねじ穴を埋め木(爪楊枝等や割りばしを削ったものを詰める)してねじ止めしてください。
  • 座金はそのまま利用できます。
  • 同じかぶせ寸法・キャッチ有無のものを使用してください。

C105シリーズのWEBカタログ

C105シリーズの購入はこちら

DC100シリーズ C105シリーズ
DC100-18-1 C105-18-1
DC100-18-6 C105-18-6
DC100-14-1 C105-14-1
DC100-14-6 C105-14-6
DC100-9-1 C105-9-1
DC100-9-6 C105-9-6
DC100-0-1 C105-0-1
DC100-0-6 C105-0-6

型番の確認は形状で行います。ご不明な場合はお問い合わせ窓口まで写真等をお送りください。

手順1 本体を座金から外す

DC100°本体(フレーム)を座金から外します。
ねじ 2 カ所(赤丸部)を緩めて、本体フレームを矢印の方向へスライドさせて、側板から扉を取り外します。
(扉に付いている全てのスライド丁番の赤丸部のネジを緩めます。)

DC100°から C105°への交換手順 1-1
矢印
DC100°から C105°への交換手順 1-2

手順2 カップを外す

扉から DC100°のカップに止まっているネジ 2 カ所(赤丸部)を外して、スライド丁番本体を扉から取り外します。

DC100°から C105°への交換手順 2-1
矢印
DC100°から C105°への交換手順 2-2

手順3 埋木

新しいスライド丁番をネジ止めする際に、ネジが古いねじ穴に吸い寄せられて曲がってしまうので、古いねじ穴を埋木します。

埋木 手順1
割りばし等の先端をカップの ねじ穴径に合わせて削ります。
矢印
埋木 手順2
カップのねじ穴に割りばし等の 先端を奥まで差し込みます。
矢印
埋木 手順3
差し込んでいる状態で、木材 を折ると上写真の赤丸部のよ うに穴部が埋まります。

手順4

C105°のカップを合わせ、2 カ所ねじ止めをする。

DC100°から C105°への交換手順 4-1
矢印
DC100°から C105°への交換手順 4-2

手順5

手順1と逆の手順で、座金に本体フレームを差し込み、ネジを締めて固定します。

手順6

扉を開閉して、必要な場合は下図のように調整してください。

■扉の傾き調整

例えば、図のように扉が左下に傾いてしまった場合。

スライド丁番調整1-1
矢印

下側スライド丁番の「左右調整ねじ」を左に回して、扉が矢印の方向に寄るように調整してください。

スライド丁番調整1-2

■扉と側板の隙間調整

例えば、図のように扉とキャビネットの隙間が上下で異なってしまった場合。

スライド丁番調整2-1
矢印

スライド丁番の「前後調整および固定ねじ」をゆるめると、丁番本体を前後にスライドさせることができます。調整後は、「前後調整および固定ねじ」を締めつけて固定します。

スライド丁番調整2-2
Back To Top