4組(8枚)の折戸を、両サイドの2組は吊元固定タイプに、中間の2組はフリーオープンタイプにしたいと思っています。このときの隙間寸法の設定方法を教えてください。金具はAFDシステムAFD-700を考えています。
回答
ご質問のような組み合わせは、折戸を3組以上使用する場合に、多く見られます。
- 両サイド2組の吊元固定タイプに必要な隙間を調べます。
カタログの「戸と枠(またはレール)との必要すきま寸法」の表「吊元固定タイプの場合の吊元側すきま寸法」から、戸厚に応じた寸法を選びます。吊元が2ヶ所ありますから、選んだ「吊元側すきま寸法」を2倍したものが、吊元の隙間寸法となります。
【例】戸厚33mmの場合、吊元側すきま寸法=2.9mm、吊元が2ヶ所ありますから2.9mm×2=5.8mmとなります。 - 中間2組のフリーオープンタイプに必要な隙間を調べます。
カタログの「戸と枠(またはレール)との必要すきま寸法」の表「C+E(フリーオープンタイプの場合)」から、戸厚と戸幅に応じた寸法を選びます。この寸法がフリーオープンタイプに必要な隙間寸法となります。
フリーオープンタイプの場合、フリーオープンタイプ折戸が何組になっても、一組分の隙間寸法を確保すれば開閉できます。
【例】戸厚33mm・戸幅400mmの場合、C+E(フリーオープンタイプの場合)=4.4mm - 2組分の吊元固定タイプに必要な隙間とフリーオープンタイプに必要な隙間を合算します。これで戸と枠との左右の隙間寸法が求められました。
【例】2.9mm×2+4.4mm=10.2mm
ご注意
「戸と枠(またはレール)との必要すきま寸法」には、枠や折戸の仕上り寸法精度・現場の水平精度などは、考慮されていませんので、この分を設計される際に見込んでいただく必要があります。
目的の回答が見当たらない場合は、下記の「お問い合わせフォーム」またはお問い合わせ窓口へお問い合わせください。
東日本のお客様のお問い合わせ窓口
アトムCSタワー / 亜吐夢金物館
TEL 03-3437-3440 FAX 03-3437-3565
営業時間 10:00~18:00
土日祝日はお休み
西日本のお客様のお問い合わせ窓口
ATOM住まいの金物ギャラリー大阪
TEL 06-6821-7281 FAX 06-6821-7282
営業時間 10:00~17:00
土日祝日はお休み
画像等を添付する場合は、下記の「メールアドレス」または「QRコード」からお問い合わせください。
※ファイルを添付する場合は、サイズを8MB以下にしてください。大きすぎますと受信拒否してしまいます。サイズが大きい場合は、複数に分けて送信いただくかファイルストレージサービスをご利用ください。
写真にて商品の特定をご希望の方はこちらをご確認ください。
写真の撮り方
○スライド丁番:真上・横・裏面の3点を撮ってください。
○レバーハンドル:正面・横(扉小口部分)・取り外せた方は部品を撮ってください。
○吊車:正面・横の2点を撮ってください。
※メールが届かない場合は、ドメイン指定受信で「@atomlt.com」を許可できているか確認ください。
3営業日以内に当社から返信がない場合は、返信メールが「迷惑メールフィルタ」等に弾かれている可能性があります。
お手数ですが、設定をご確認の上、上記アドレスまでご連絡ください。
※弊社商品以外につきましてはお答えできない場合がございます。
※廃盤となっている商品につきましては、交換対応などできない場合がございます。
※そのほかの商品に関しましても、上(正面)・横・裏面等いただけると商品の特定がスムーズになります。