WBメッキ(ホワイトブロンズ)
ニッケルメッキを施した上に、サテーナ研磨剤によるバフ研磨をして、製品を艶消しの状態に仕上げたものをホワイトブロンズメッキ、略してWBメッキといっています。古くから用いられてきた表面処理の方法で、その落着いた色調はさまざまな分野で好まれてきました。
モダンでシンプルな家具や建築に似合うため、それらが多くなってきた現在、最も多用されているメッキのひとつです。
また、耐蝕性も良好です。
なお、ニッケルを含んだ銅合金の「ホワイトブロンズ」(銅65%、ニッケル20%、亜鉛6%の合金)をメッキしたものということではありません。
■ WBメッキの工程
素材 → 脱脂 → 銅メッキ → ニッケルメッキ → サテーナバフ研磨 → クリヤー塗装 → 乾燥