金具から見た折戸の種類
折り戸は金具の選択によって、つぎのように様々な種類の設計ができます。
折戸金具には、間仕切扉用と収納扉用とがあります
- 「間仕切用」
戸を閉めた時にどちらの部屋(または廊下)からも
金具が見えないように、金具が戸の木口に付くようになっています。 - 「収納用」
収納側の面すなわち戸の裏側に金具が付くようになっています。
そのため室内側からは金具がまったく見えません。 - レールは「間仕切」「収納」共通です。
上記に該当するATOM折戸金具
間仕切用タイプ
- 間仕切HRシステム
- 間仕切UDシステム
- 間仕切AFDシステム
- DFDシステム
- NDシステム
- BFDシステム
- SFD-Nシステム
収納用タイプ
- 収納HRシステム
- 収納UDシステム
- 収納AFDシステム
- OFD-3Nシステム
- OFD-2Nシステム
- OFDシステム
- RDシステム
- HD-Nシステム
- HDシステム
- MHDシステム
折戸金具には、インセット扉用とアウトセット扉用とがあります
- 「インセット」とは、扉が建具の枠または家具のキャビネットの中に納まっているタイプです。

- 「アウトセット」は、扉が建具の枠または家具のキャビネットの外に取り付いているタイプを呼んでいます。

上記に該当するATOM折戸金具
アウトセット扉用
- OFD-3Nシステム
- OFD-2Nシステム
- OFDシステム
- SFD-Nシステム
インセット扉用
- 上記以外の前記システムすべて
折戸金具には、片方向開き用とフリーオープン用とがあります
- 「片方向開き」
一方の戸にピポットあるいは支持丁番を取り付け、もう一方の戸に滑車を取り付けて、決められた片方向に開閉するタイプです。
- 「フリーオープン」
固定した吊元がなく、双方の戸に同じ車を付けて、どちらの方向からでも開けられるようになっている折戸です。収納スペースを最大限に効果的に利用したい場合とか、収納・間仕切に限らず間口寸法が広い場合などに効果的です。
上記に該当するATOM折戸金具
片方向開き
- RDシステム
- HD-Nシステム
- HDシステム
- MHDシステム
- OFDシステム
フリーオープン
- UDシステム
- AFDシステム
- OFD-3Nシステム
- OFD-2Nシステム
- OFDシステム
- SFD-Nシステム
- DFDシステム
- NDシステム
- BFDシステム
折戸金具には、「上の金具で戸の荷重を受けるタイプ」と「下の金具で戸の荷重を受けるタイプ」とがある。
- フリーオープンタイプ
車には戸を上から吊るタイプと、下で戸の荷重を受けて走るタイプとがあります。
- 上車で戸を吊るタイプ
戸の動きが軽くて騒音もほとんどないのが特徴です。しかし、3Pとか4Pといったように複数折戸から構成されている上吊りタイプの場合だと、多くの戸を開けて一ヶ所に集めた時に天井に荷重が掛かり過ぎて、ちょっと不安なこともあります。その点で効果的なのが、下車で戸の荷重を支えるタイプです。
上記に該当するATOM折戸金具
下荷重タイプ
- DFDシステム
- NDシステム
- BFDシステム
上吊りタイプ
- 上記以外の前記システムすべて