WBメッキその他のニッケルメッキの応用例
資料35(現在準備中)は、ニッケルメッキ。
資料36(現在準備中)は、ニッケルのヘアーライン仕上げ。いわゆるWBメッキ(すなわち、ホワイトブロンズ色)
資料37(現在準備中)は、クロームメッキ。
資料38(現在準備中)から40(現在準備中)は、黒ニッケルメッキです。黒ニッケルもいろいろな色感を出すことができます。
黒ニッケルは、メッキ直後の皮膜が脆くて光沢がないため、一般には膜厚2ミクロン(1ミクロン=1000分の1ミリメートル)以下でラッカー仕上げをしたものが精密光学機器の内部製品になどに利用されています。耐食性は黒クロームに比べて劣りますが、軟質である点など、着色の分野では利用しやすい利点を多く備えたメッキです。近年では、従来の薬品着色に変わって、黒ニッケルメッキを使用することが多くなっています。ことに、バフ研磨で黒の層をある程度削って仕上るとなれば、色が均一である点、シミが少ない点、バフ研磨後の変色が少ない点など、逆に利点となっています。そんなことから、銅古美、真鍮古美、銀古美等、多くはこの黒ニッケルを着けて古美と称しています。