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ドア・引戸・折戸などの建具金物、クローゼットなどの収納の金具や家具金物など「住まいの金物」の製造、販売。

素地研磨の種類1

例えば同じ金属や同じメッキでも、素地研磨などの前処理の方法の違いによって、鏡面仕上げ・光沢仕上げ・ヘアーライン仕上げ・梨地仕上げなど、仕上がりの視覚的効果が様々に異なってきます。金物では研磨などの前処理の出来・不出来やその方法の適切・不適切が外観上の製品の価値を左右します。また、研磨は相当な技術を必要としコストに関わってきますから、最終製品の仕上がり効果を考慮に入れた研磨方法を選定することが大切になってきます。

バフ研磨
バフ研磨は、何枚も重ねた布製の研磨車に研磨剤を付着させ、それを高速回転させ、製品の表面研磨を行います。メッキ前の下地処理やメッキ後の艶出しとして用いられます。
従来、荒研磨・中研磨・仕上げ研磨の三つの段階に分けられましたが、今日では優れた光沢メッキ薬品の発達により仕上げ研磨を省略することが多くなりました。このバフ研磨により鏡面仕上げ・光沢仕上げ・ヘアーライン仕上げ・サテーナ仕上げなどの仕上げ効果を得ることが出来ます。

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科学梨地
液体ホーニング(科学梨地)は、腐食性の溶液と研磨剤とを混合したものを、圧縮空気でノズルから高速度で製品表面に吹き付け、仕上げ面を得る方法です。なめらかな梨地状の表面を得るとともに短時間で酸化皮膜を取り除くことができるので、メッキや塗装の下地処理に用いられます。

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