シマタニ昇龍工房 「おりん」

シマタニ昇龍工房の歴史は古く創業は明治42年(1909年)。
富山県高岡の地で創業から110年、現在は4代目 島谷好徳さんが、
先代や職人らと工房を守り古きものを手当てしながら新たな創造を
手掛けています。

「昇龍」のおりんは、真鍮を百余りある金鎚・木槌で叩き、炎に当てる
焼き鈍しを幾度も繰り返す鍛金技法によって形づくられています。

この「金鎚で叩く」技術によって生まれた、簡単に折ったり曲げたり出来る
錫のお皿『すずがみ』をご存じの方も多いのではないでしょうか。

全国で10人に満たない「おりん職人」が3人おり、「金鎚で叩く」ことにより
板を絞り、丸みを整え、音を調律することでおりんは作られているのです。

制作工程で欠かせないのは音の要となる調音。
調音前のおりんはうねりが早く、心が落ち着かない気忙しい音色。

そのおりんの縁を金鎚で叩いては聴き、叩いては聴き、何度も繰り返すことに
よって調和のとれた‘うねり’へと導いていきます。
調音されたおりんは、うねりがゆったりとなり、自然に手を合わせたくなるような
心が和む唯一無二の音色へと生まれ変わるのです。

上動画:ヒーリングバイを使用時

 

店頭にて3寸・4寸・5寸・6寸のおりんを展示販売中です。

本体サイズ
3寸(Φ100×h70、口径Φ90)
4寸(Φ130×h90、口径Φ120)
5寸(Φ165×h115、口径Φ150)
6寸(φ190×h150、口径Φ180)

セット内容
・おりん
・ばい小
・りん布団
・おりん巾着
・ばい小巾着

※おりんは一点一点手作りのため、サイズはおおよそのものになります。

 

ぜひ心穏やかにさせる音色をお試しください。

 

縁を結ぶギフト包装