佐秋鋳造所の佐藤圭さんが作る「鉄瓶屋が作るスキレット16cm」
本来スキレットは「鋳鉄製」のため、日頃のお手入れを怠ると錆びやすくなってしまいます。
そのお手入れの方法は<シーズニング(油ならし)>
鉄製品に油をなじませ、表面に油膜をつくることです。
一般的なスキレットのシーズニングは、
油がなじむまで使用前・使用後に必ずしなければならない作業です。
– 使用前 –
・タワシでゴシゴシ洗う(購入時に付着しているサビ止めのワックスなどのコーティングを落とす)
・空焚きする
・油をまんべんなく表面全体になじませる→余分な油は捨てる
・野菜くずを炒める(鉄臭さを緩和する)→終わったら捨てる
– 使用後 –
・温かいうちにお湯とたわしで洗う
・油をキッチンペーパーなどで全面に塗る
・油の付いた状態のまま、新聞紙などで包んで保管
使用頻度が高いようであれば、そのまま吊るして保管もOK(サビるのを防止する)
このように本来は手間隙かけて行うのですが、
「鉄瓶屋が作るスキレット16cm」のシーズニングは
下記を新品から下した際に一度やれば大丈夫です。
・水洗い後、空焚きをして、油を入れる。
・油が熱くなったら、野菜くずを炒める
・油が十分馴染んだら完了!
普段の調理後は
・熱いうちにお湯を流しながら、スポンジやタワシで洗う
※1 汚れが酷ければ食器用洗剤で洗ってもOK
※2 焦げ付いたら、お湯を張り火にかけ、うるかして(ふやかして)から洗い落とす
※3「うるかして」とは東北地方の方言だそうです
鉄瓶の技そのままに、釜焼による酸化皮膜&漆の着色でサビも出にくいそうです。
お手入れも簡単なので普段使いにピッタリな一品です。
「鉄瓶屋が作るスキレット16cm」
素 材:鉄
サイズ:約 φ163 × H 34 全幅 260 ㎜
●●● ※サイズに関しては若干の個体差があります。
重 さ:980g
仕上げ:黒漆、焼き付け仕上げ
「鉄瓶屋が作るスキレット16cm 蓋付き」
素 材:鉄
サイズ:約 φ163 × H 87 全幅 260 ㎜
●●● ※サイズに関しては若干の個体差があります。
重 さ:本体 980g 蓋 580g
仕上げ:黒漆、焼き付け仕上げ
作り手:佐秋鋳造所