高度技術が結集して生まれたチタンスプーン「Titanium Spoon For Ice Cream」

専門分野は金属の結晶制御と塑性加工

1954年、福岡県生まれの中村克昭氏は、九州大学の学生時代に
金属の結晶制御と塑性加工を学びました。
大学卒業後は小松製作所、TOTOでそれぞれ研究職につき、のちに九州大学客員教授、
九州工業大学客員教授を経て、2005年 有限会社リナシメタリを設立。
金属結晶粒微細化と加工熱処理といった開発困難な技術を、研究開発から生産現場まで
一気通貫に開発受託するという、稀有な形態で提供しています。
社名である「リナシメタリ」の語源は「Rinascimento Metalli」。
「金属のルネサンス」、つまり金属の価値を蘇らせることを意味します。

結晶粒微細化技術「RMA-CREO」とは

中村氏自身が開発した、同社技術の根幹となる結晶粒微細化技術
「RMA-CREO」とはどのようなものでしょうか。
金属棒材を高周波で加熱して、更に加熱部両端を急速水冷します。
これにより局部的に高温で軟化した領域が形成されます。
棒材に捻り変形を加えると、軟化した局部加熱部に強烈なせん断変形が付与され、
結晶粒が微細化されます。結晶粒が微細化されると、 ①強度向上
②塑性加工性向 上 ③耐食性向上 ④衝撃・疲 労特性の向上などが得られ、
市販の材料が高性能材料に生まれ変わります。

高度技術を用いた チタンの鍛造スプーン

中村氏は、この結晶粒微細化技術をより多くの人たちに気軽に
使ってもらうために、チタン製カトラリーの制作を企画しました。
この技術を活 用してチタン材を鍛造することで、高い意匠性と高強度を両立することができたのです。
あるとき九州経済産業局でのイベントで、中村氏は「Haori Cup」のデザイナーである
奈須田氏と出会います。二人は親子ほどの年齢差にもかかわらず、意気投合。
中村氏と奈須田氏、ジャンルは違えど福岡の地でものづくりをする仲間同士の
コラボレーションとして、「Titanium Spoon For Ice Cream」が誕生しました。
世界で最も贅沢なアイスクリームスプーン。
高い耐食性、無毒性、生体適合性が合わさり、アレルギーフリー。
伝統工芸とは違う、工学・技術という切り口で完成した逸品です。

 

「Titanium Spoon For Ice Cream」 7,800円(税別)
素 材:チタン100%
サイズ:約120 × 25× 6 ㎜
メーカー:有限会社リナシメタリ

 

縁を結ぶギフト包装