モメンタムファクトリー・Orii

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富山湾に面した北陸の中都市として栄える富山県高岡市。
1609年に加賀藩主の前田利長が高岡城に入り、「高岡」の町が開かれました。
鋳物の歴史は、高岡の町の開町から2年後の1611年
前田利長が現在の金屋町に7人の鋳物師(いもじ)を高岡に招いたことに始まります。
文具、香炉、花瓶、茶器、仏具など、たくさんの銅鋳物が作られ
「高岡銅器」と呼ばれて全国に広がっていきました。

 

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400年の伝統に培われ、高度な鋳造技術が集積する町、富山県高岡。
モメンタムファクトリー・Oriiは、昭和25年に折井着色所として創業以来、
当時の伝統技術を受け継ぎ、仏像、梵鐘、茶道具や美術工芸品に至るまで、
さまざまな鋳造品の着色を手がけてきました。

「着色」とは、塗装ではありません。
銅や真鍮が持つ腐食性を利用し、薬品や炎をコントロールして、
鮮やかな色彩を発色させる伝統技術です。
鋳造品でしか表現できなかった伝統着色技法を発展させ、
1㎜以下の薄い銅板への発色を成功させました。
銅や真鍮から引き出される本物の色彩にこだわり、可能性を追求し続けています。

 

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