

とっては「取っ手」「把手」などと書きますが、ここでは「取手」としています。
ドアの取手の仕掛け

丸いドアノブは消えてなくなるかもしれません

その理由は、ユニバーサルデザインにあります。
丸いドアノブは回転させるときに握力が必要となるため、高齢者や身体の不自由な人にとっては操作しにくいのです。
それが問題となり、この法律が通ったのです。
引手という取手

天井にある取手

(埋め込み取手とも呼びます)
床にある取手

しかし開けるときには、指で取手の金具を押し出して取手とし、持ち上げることができるのです。
マグネット方式の取手

これから取手はどうなっていくのか?
近未来的な映画では、ドアが自動で開くシーンをよく見かけます。
エレベーターの扉、ビルの玄関扉、研究室の扉なども自動で開いています。自動でドアが開く場所は、ますます増えていくことでしょう。しかし、私としては遊び心のある、レトロで抗菌作用のある銅の取手も捨てがたいですね。
エレベーターの扉、ビルの玄関扉、研究室の扉なども自動で開いています。自動でドアが開く場所は、ますます増えていくことでしょう。しかし、私としては遊び心のある、レトロで抗菌作用のある銅の取手も捨てがたいですね。
出典:アトムニューズ187号 7-8ページ
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