香炉「唖蝉-おしぜみ-」

せみ

デザインから、鋳造以外の全ての行程を自分の手で行う、金工作家「青木有理子」さん。
粘土原型、樹脂原型、楼原型をつくり、そこに金属を流し込んで 初めて作品が生まれます。
自分が納得のいくものを作り上げる匠のこだわりが、
様々な想いをのせた作品へと変化していきます。

富山県高岡市の伝統の鋳物技術を活かした、「蝉の幼虫」が地中から抜け出し、
新たな姿に生まれ変わる。 そんなシーンを作りあげた香炉です。
蝉の抜け殻しか見たことがなかった作り手が初めて幼虫を見た際、
静けさの中で月あかりをあびて、濡れたように光る幼虫の姿を
静謐で存在感のあるお香と合わせました。
唖(おし)蝉とは泣かない蝉、雌蝉のことです。

 

「唖蝉-おしぜみ-」大 16,000円(税別)
素 材:蝉の幼虫/ 青銅、 器/ 銅、 香炉灰つき
サイズ:W70×D70×H60mm

「唖蝉-おしぜみ-」小 15,400円(税別)
素 材:蝉の幼虫/ 青銅、 器/ 銅、 香炉灰つき
サイズ:W60×D60×H65mm
作 家:金工作家 青木有理子

縁を結ぶギフト包装