高岡の新しい風2
自由な発想で製造メーカーに変革を起こしたナガエ、アート事業部の取り組みとは?
伝統と先進の共栄
新しく斬新なデザインで伝統の技を目覚めさせた、アート事業部が展開するブランドの躍進。
現場のストーリーを
現場に脈打つモノづくりのストーリーを伝えることで、青井さんは何をめざすのか。
特別展STORY
モノが持つストーリーを伝える

モノを送り出し ヒトを高岡に 呼び込みたい

高岡のモノが持つストーリー
 職人の家系に育ち、高岡に対する想いも人一倍強い青井さんは語る。
「高岡で作られるものにはひとつひとつストーリーがあります。だから商品に興味を持ってくださった方には、製造工程の臨場感も同時に味わってもらえるような仕掛けをいつかは作りたい。」
 大量生産品とは違う高岡銅器の魅力。企画・デザインをもとに素材と向き合い、試行錯誤を繰り返しながら、ようやく商品として送り出されるまでのその製作過程のすべてに、熟練した職人の技が生きている。

打ち出しの技術
緻密な手作業がデザインを支える

製造現場こそ最高の営業ツール
 「僕は工場や工房など、製造現場が一番効果的な営業ツールになると思っていて、実際に高岡の様々な現場をツアー形式でご案内する機会がよくあります。例えば先ずこの事業所でこうして鋳造され、次の事業所でこう仕上げられる。また次にこの人がこんな加工をして、最後の着色屋さんでこんなふうに仕上がる。という具合に、順番にお見せしていくんです。」「そうすると、どなたも“本当に面白かった!”と言ってくださる。そうやって製造工程を体感されるか否かでは、ものに対する見方や感じ方が全く変わってくると思います。」

鋳造
昔ながらの鋳造の技術

高岡にさらなる風を吹かせたい

磨きの技
熟練した磨きの技

 また、現場の臨場感を広く伝えたい理由として、青井さんはこうも話す。
 「最近では、県外から高岡の動きに注目し、この地に縁の無かった若い人が業界に飛び込んでくるケースも増えてきました。特殊な業界だけに誰にどう響くかなんて分からない。だからもっとたくさんの人に、高岡に息づく伝統技術の魅力を知ってもらいたい。多くの人を高岡に呼び込みたいと思っています。」
 後継者の育成にも悩みを抱える高岡銅器産業を、これから先も持続させるためにどうアプローチしていくか。青井さん、そして高岡伝統産業青年会の挑戦は続いていく。

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特別展PRODUCT
「naft」「銀雅堂」展