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ドア・引戸・折戸などの建具金物、クローゼットなどの収納の金具や家具金物など「住まいの金物」の製造、販売。

メッキから見た良いデザイン

無理・無駄なメッキ加工を極力避けるような、工夫と配慮をした製品のデザインをすることが、結局、低コスト・短期納期の実現につながります。
以下に、注意すべきデザインの例を示しますので、ご参考にして下さい。

ポイント1 凹部とか盲穴のような、研磨しにくい部分を作らないこと。 school11-1.gif (4720 バイト)
ポイント2 2種類以上の金属を組み合わせないこと。
・局部電池の作用で接触部分が腐食し易くなる。
・前処理が不完全になり易くなる
・異質金属との間で密着不良が生じ易くなる。
school11-2.gif (4822 バイト)
ポイント3 深いカシメ、深い溝、盲穴などを避けること。
・狭い隙間の洗浄が不充分になり易い。
・内部にメッキ液が残留し、シミなどの原因になり易い。
school11-3.gif (3799 バイト)
ポイント4 角張った部分を作らないこと
・鋭角の先端部からメッキが着き始めるため。クロームメッキなどの角部が焼けたメッキになり易い
・メッキの厚さにバラつきが生じやすくなる。
ポイント5 空気だまりができないようにすること。
・空気だまりにメッキはできません。
・メッキ液に製品が浮いてメッキができません。
school11-4.gif (4723 バイト)
ポイント6 製品をメッキ液に漬けるために必要な、引掛けやすい形状にすること。
ポイント7 バレル研磨をする製品の場合には、平板上の形は避けること。
・バレル研磨中に製品が重くなって、くっつきやすくなる。
・打痕やシミが生じやすくなる。
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