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 折戸金具についての質問 

対応範囲に関する質問

Q. カタログに記載されている「戸の重量」制限を超えた場合は、どうなりますか?

('99/05/10)

A. たとえば、30Kg以下/1組の「戸の重量制限に対して折戸1組の重量が32Kgあったとします。この程度の重量オーバーでは折戸の開閉操作に実感できるような支障はありません。では、折戸の重量が40Kgであったとします。この場合は折戸の開閉操作も重く感じるようになってしまいます。いずれの場合にも、吊込んだ途端に金物が壊れてしまう現象は発生しません。
しかし、折戸の重量が重くなるほど操作性が悪くなり、金物の劣化も激しく、寿命が短くなるという現象が見られます。カタログに記載されている範囲の「戸の重量」で使用していただくようにお願いします。

重量オーバー.gif (2964 バイト)

Q.
「戸厚」制限以下の薄い折戸に使用するとどうなりますか?

('98/03/10)

A.
戸厚制限は金物自体の寸法、取付けねじの寸法などいろいろな条件から導き出していますが、金物を掘り込んで取付ける機種の場合は、戸が薄いと加工後の板厚残り代が少なくなり、その部分が反ったり割れてしまうことがあります。また、丁番の取付けねじを短いものに替えて使用することにより戸厚制限以下の薄い戸に使用できるケースもあいますが、特殊な例を除いては、カタログ記載されている使用可能範囲の「戸の厚さ」で使用して頂くようにお願い致します。

戸厚.gif (2386 バイト)

Q. カタログでは、多くの機種の折戸の幅が900mm(1枚450mm)以下と記載されていますが、どのような理由があるのですか ?

('98/03/10)

A.
折戸1枚の幅が広すぎると戸を折った時(戸を開けた時)にレールからの持ち出しが長くなり、スムーズな開閉操作ができなくなります。また経験や実験により金物の劣化が著しくなってくる限界点が450mm付近であることが分かってきました。そこでカタログ上では折戸1枚450mm以下、すなわち1組で900mm以下が好ましいということで表記するようになりました。

折戸持ち出し.gif (2248 バイト)

Q.
折戸の高さに制限はありますか?

('98/03/10)

A.
金物取付け上の問題は有りませんが、幅の制限(1枚450mm以下でかつ1組900mm以下)、重量の制限を考慮すると折戸の高さは必然的に1800〜2300mm位に限定されてきます。
フリーオープンタイプの場合、折戸の高さが高くなりすぎますと、相対的に取手の位置が低くなり、折ったままの状態で戸を動かしたとき、折戸が傾き、操作性が悪くなりますのでご注意下さい。

折戸高さ制限.gif (1356 バイト)

 金物の選択に関する質問

Q.
HRシステム引き込み折戸(省スペースタイプ)をトイレに使おうと考えていますが、取手は一般的なレバーハンドルの表示錠でも使用可能ですか。

('2001/12/10)

A.
はい、使えます。
引き込み折戸の場合は、通常の折戸と違い一般的なレバーハンドル錠の方が適してます。トイレでご使用されるのであれば、レバーハンドルの表示錠が最適です。

Q.
開口部が1200mmある為、折戸の幅が450mmを超えてしまいます。このような場合に使える折戸は有りますか?

('98/03/10)

A.
このような時には、重量折戸用SDシステム金具を使用するか、1組の折戸と1枚の開き戸の組み合わせが望ましいと考えられます。
「HRシステム軸吊りハンガータイプ」に「HR-350開き戸用キャッチ」、もしくは「HDシステム軸吊りタイプ」に「HD−100開き戸用キャッチ」を用いることにより、折戸と1枚の開き戸を組み合わせる事が出来ます。

3枚折戸.gif (5625 バイト)

Q.
折戸を4枚連結して使用することが出来ますか?

('98/03/10)

A.
4枚の折戸を連結して使用した場合、4枚の折戸が同時に同角度で折れながら開閉する必要がありますが、そのようにはなりません。その為スムーズな開閉操作を行う事が出来ません。
したがってこのようなケースでの使用を弊社ではお奨めできません。
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A=B=C、及びb=b’でないと動きません

Q.
HDシステム軸吊りハンガータイプの「吊り車HD−22」を2個使い、吊り元無しのフリーオ−プンタイプとして使えますか?

('98/03/10)

A.
HD−22は吊元固定タイプ専用のガイド部材なので、あくまで補助的に戸の荷重を受ける吊車です。無理して使うと、車がスムーズに走行しない、上下調整ボルトが緩んで戸が傾く、などのトラブルの原因となりますので、絶対に使用しないで下さい。

hd22.gif (1326 バイト)

Q.
SFD−Nシステム金具の「レールSFD−01」の中に、異なるシリーズの吊り車「AFD−220−B」を入れて使用することができますか?

('98/03/10)

A.
吊り車の車輪の形状とレールの断面形状には密接な関係があり、一番良好な走行状態になるように組合わせて設計されています。
アトム折戸システム金具にはいろいろなシリーズがあり、異なるシリーズ間のレールと吊り車が、たまたま合うこともありますが、安易にカタログ記載以外の組合わせで使用されますと、走行不良や故障の原因となります。

Q.
開口部が広いので、4組ほどの折戸をフリーオープンタイプにして吊りたいのですが、天井の強度が持つか心配です。何か良い解決方法が有りますか?

('98/03/10)

A.
折戸の組数が多い場合、吊り車による上吊り式折戸を全開にして1個所に集めた時には、天井の一部にかなりの集中荷重がかかることが予想されます。このようなケースでは、UDシステムやNDシステムなどの下荷重式折戸金具の使用をお奨めします。下荷重式折戸金具は、折戸の荷重を床側の下車で受けますので、天井側への負荷はほとんどかかりません。

下荷重.gif (5786 バイト)

Q.
折戸連結側に大きな面取り加工したところ、折戸を閉めた時に少し内側に折れた状態になり、フラットになりません。何か良い解決方法は有りますか?

('98/07/10)

A.
原因としては、下記の様なことが考えられます。

丁番は製造上のクリアランスにより、僅かながら内側に折れる傾向が有ります。そのため連結部に若干の隙間を取ったり、大きな面取り加工をした場合に、折戸連結部の木口接触面が無くなるか減少してしまい、少し内側に折れて見えるほど顕在化したと考えられます。

この様な問題を解消とするためにATOM折戸用丁番には、閉時の折戸の納まりをフラットに修正する機能を持ったものがあります。

裏面付け折戸用丁番:HD−38・HD−50・HD−80・HD−88

木口付け折戸用丁番:HD−47・隠し丁番AFD−900・AFD−910・AFD−920

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Q.
折戸用丁番には多くの種類があり、選択に戸惑ってしまうのですが?

('98/03/10)

A.
確かに折戸用丁番には多くの種類がありますが、これも用途や機能を理解してしまえば、それほど選択が難しいものでは有りません。以下に基本的な折戸用丁番の選定方法を紹介致します。
1.まず、収納折戸、間仕切折戸のどちらに使用するかで、折戸用丁番を選択します。
木口付け折戸用丁番…収納間仕切どちらも使用可。
裏面付け折戸用丁番…収納専用。
2.次に、折戸の吊り元を固定するか、固定せずにフリーオープンタイプにするかで、丁番を選択します。
フリーオープンタイプの場合は、45〜50度付近で仮停止できる機能が付加されている丁番を選択します。これはカタログの金具仕様表及び折戸丁番一覧表に記載されています。
吊り元固定の場合には、この仮停止機能は不要です。
3.その次に、折戸に丁番の掘込み加工するかしないかにより、丁番を選択します。
掘込みタイプの丁番は、あらかじめ工場で掘込み加工を行うことにより、施工現場での丁番の位置を決めや取付けが、スピ−ディにできるという効果があります。
裏面付け折戸用丁番には、掘込で取付けるものと、掘込まずに面付けするものとがあります。
HD−31以外のすべての木口付け折戸用丁番は、折戸の木口面に掘込み加工を必要とします。
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収納用裏面面付
(キャッチ付き、50°仮ストップ付き)
木口掘り込み付け丁番
(キャッチ付き、50°ストップ付き)

 

設計に関する質問

Q.
OFD-3Nシステム(アウトセット折戸金具)を使用して、下部のみインセットの納まりにできますか?

(2001/12/10)

A.
できます。金具の納まりや取付け加工寸法は下図のようになります。
下レールにAFD-110を使用の場合、下ガイドのカップ取付け木ねじが戸の下端に近い位置となってしまうので、戸の割れを防ぐための木ねじ取付け用の下穴加工を必ず行って下さい。

Q.
OFD-3Nシステム(アウトセット折戸金具)では、上部吊り車や下ガイドのカップ掘込み位置を戸端より4mmとカタログに記載されていますが、この寸法をもっと大きく、例えば10mmぐらいすることはできますか?

(2001/12/10)

A.
できません。
戸端からのカップ掘込み位置を4mmより増やすと、戸を開ける時に枠に戸がぶつかったり、上部吊り車や下ガイドのスライド丁番部分に戸がぶつかったりして、戸を開けることができなくなるます。

Q.
折戸の開閉操作がし易い取手の取付け位置を教えて下さい。

('98/03/10)

A.
折戸が最も操作し易い取手の取付け位置は、床から900mm?1000mmの位置で、折戸用丁番が取付けられている折戸連結部の近くになります。ただしこの位置に取付けると、折戸を閉める時に、指が挟まれる危険性がありますので、指挟み防止対策のとられている「ガード付き取手」や「折戸用2軸丁番」を使う必要が有ります。
このような対策のとられていない一般的な取手やツマミを使用する場合は、多少操作性は犠牲になりますが、床から900mm?1000mmの位置で、フリーオープンの場合はどちらか一方の折戸の、吊元固定の場合は開き側の折戸の幅方向中心位置に取付けられることが多いようです。
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折戸用2軸丁番
ガード付き取手
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Q.
枠と折戸の「左右のすきま寸法」を小さくする方法はありますか?

('99/08/10)

A.
カタログに掲載している「左右のすきま寸法」とは、折戸を開く際に発生する戸のはみ出し寸法のことで、算出に当たっては折戸の角が90°で面取りされてされていないケースを想定しています。実際には、折戸の角は多少なりとも面取りされているはずですから、掲載されている「左右のすきま寸法」よりは少なくて済むはずです。
ただし、この「左右のすきま寸法」には、枠や折戸の仕上り寸法精度、現場の水平精度などは、考慮されていませんので、この分を設計される際に見込んでいただく必要があります。
一般的には、吊り込み後、枠と折戸の隙間に隙間隠しやパッキン、ポリパイルテープを貼るという処理がとられているようです。

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Q.
4組 (8枚)の折戸を、両サイドの2組は吊元を固定タイプに、中間の2組はフリーオープンタイプにしたいと思っています。このときの隙間寸法の設定方法を教えてください。 金具はAFDシステム間仕切り重量用を考えています。

('98/04/10)

A. ご質問の様な組合わせは、折戸を3組以上使用する場合に、多く見られます。
1.まず、両サイド2組の吊元固定タイプに必要な隙間を調べます。
カタログの「戸と枠(またはレール)とのすきま寸法」の表「吊元固定タイプの場合の吊元側すきま寸法」から、戸厚に応じた寸法を選びます。
吊り元が2ヶ所ありますから、選んだ「吊元側すきま寸法」を2倍したものが、吊り元の隙間寸法となります。
【例】戸厚33mmの場合、吊元側すきま寸法=2.9mm、吊り元が2ヶ所ありますから2.9mm×2=5.8mmとなります。

2.次に中間2組のフリーオープンタイプに必要な隙間を調べます。
カタログの「戸と枠(またはレール)とのすきま寸法」の表「C+E(フリーオープンタイプの場合)」から、戸厚と戸幅に応じた寸法を選びます。この寸法がフリーオープンタイプに必要な隙間寸法となります。
フリーオープンタイプの場合、折戸が何組みになっても、一組分の隙間寸法を確保すれば開閉できます。
【例】戸厚33mm・戸幅400mmの場合、C+E(フリーオープンタイプの場合)=4.4mm

3.最後に、2組分の吊元固定タイプに必要な隙間とフリーオープンタイプに必要な隙間を合算します。
これで戸と枠との左右の隙間寸法が求められました。
【例】2.9mm×2+4.4mm=10.2mm

注.ただし、この「戸と枠(またはレール)とのすきま寸法」には、枠や折戸の仕上り寸法精度・現場の水平精度などは、考慮されていませんので、この分はお客様が建具を設計される際に見込んで頂く必要があります。
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