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 調整機構付き丁番についての質問 

Q.
現在建築中の住宅の室内ドアに3方向調整丁番を使用することを考えています。室内ドアの厚みは35mmです。ドアに掘込み取付する「前後・左右調整プレート」の幅サイズは33mm、36mm、38mmしかないようですが、この場合どのサイズのものを使えばよいのですか?

(2001/12/10)

A.
ドア厚35mmには、幅サイズ33mm、36mmのプレートが使えます。
幅サイズ36mmのプレートは前後に0.5mmづつプレートが出っ張りますが、幅サイズ33mmのプレートを使って木部の切り欠き部が見えてしまうよりは綺麗ですので、幅サイズ36mmのプレートの方がよいと思われます。

Q.
最近、「調整機構付き丁番は便利だ。」という話を良く聞きますが、どのような点が便利なのですか?

('98/03/10)

A.
丁番の吊り込みはとても難しく、ドアが傾いて取付いたり、枠に擦ってしまったりすると、ドアを外して削ったり、掘込んだり、紙を挟んだり又は取付け位置を変えたりと、大変な作業を繰り返し行わなければなりませんでした。
調整機構付き丁番は、ドアを吊り込んだ後、ドライバー1本で一般の人でも簡単にドアの上下・左右の建付け調整をすることができ、調整に特別な技術は要りません。また、ドアを外すことなく調整できますので、作業時間の大幅な短縮が可能となります。

Q.
調整機構付き丁番と抜き差し丁番とは、どこが違うのですか?

('98/03/10)

A.
戸の吊り込み易さに定評のある抜き差し丁番に、建付け調整機構を加えたものが、調整機構付き丁番と言えます。軸芯部に上下調整機構を設けることでドアの上下調整が、羽根側に左右調整機構を設けることでドアの左右調整ができるようにしてあります。
従って、抜き差し丁番と同様に調整機構付き丁番にも左右が有る点は注意が必要です。

Q.
調整機構付き丁番を使用するときの設計上の注意点を教えて下さい。

('98/03/10)

A.
建具を設計する際に、ドアと枠に「調整代」分の隙間を予め見込んで下さい。この隙間寸法の設定が少ないと、調整機能が十分に発揮できません。調整機構付き丁番の調整範囲は上下各2.5mm、左右各2.5mm(DS3方向調整丁番の場合は上に5mm、下に3mm、左右に各2mm)ですので、これが「調整代」分の隙間寸法となります。

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Q.
金物の左右勝手については色々な説が有るようですが、調整機構付き丁番の左右勝手について教えて下さい。

('98/03/10)

A.
確かに金物の左右勝手については色々な説が有り、全国的に統一されたものはなく、各社各様で取り決めているのが現状です。
弊社の調整機構付き丁番については、左右勝手を下記の様に取り決めています。
左勝手とは、ドアが手前に開く側から見て、左側に丁番が付く場合を指します。丁番自体にはレフトを意味する「L」の刻印が打たれています。
またこれとは反対に右勝手とは、ドアが手前に開く側から見て、右側に丁番が付く場合を指します。丁番自体にはライトを意味する「R」の刻印が打たれています。

丁番の左右勝手
丁番が左にあるので左勝手
丁番が右にあるので右勝手
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Q.
枠が薄く、枠側に左右調整プレートを埋込めないときは?

('98/03/10)

A.
通常の調整機構付き丁番は、枠側に左右調整のためのプレートを掘込んで取付けます。しかし最近では、ご質問ように枠が薄いため、左右調整プレートを埋込めこんでも十分な木ネジ取付け強度が得られないケースも出てきています。
弊社では、このようなケースにも対応できるよう、ドアの木口面に左右調整プレートを掘込んで取付けるタイプとして「3方向調整丁番」、「扉側調整丁番17型6R」を用意しています。

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Q.
ケーシングがあっても調整機構付き丁番を使用できますか?

('98/03/10)

A.
お客様が心配されているのは、「調整機構付き丁番は抜き差し丁番の応用である為、枠側の羽根にドア側に取付けた羽根を上から差し込んで吊り込むことになるので、これではケーシングが邪魔して吊り込めないのでは?」ということだと思います。
こようなケースに対応できる調整機構付き丁番としては、下記のようなタイプを用意してあります。
3方向調整丁番…軸芯が上にスライドするタイプ。ドアを横から差し込んで取り付けられます。
調整機構付き丁番17型…軸芯が短いタイプ。抜き差しする為の寸法が少なくて済みます。
DS3方向調整丁番…軸心を棒状の工具を用いて、引っ込ませるタイプ。ドアを横から差し込んで取り付けられます。
ワンタッチ式調整丁番…軸芯がワンタッチで出たり引っ込んだりするタイプ。ドアを横から差し込んで取付けられますので。

例:ワンタッチ調整丁番
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ドアが枠に当たらないように、ドアをやや傾けながら下用丁番から差込みます。
なお、上用丁番は軸芯操作レバーを下方に押して、軸芯棒を引っ込めておきます
次に、ドアをまっすぐ立てて上用丁番の位置合わせをしてから、軸芯棒レバーのロックを解除し軸芯棒を出して、取り付け完了です。

Q.
調整機構付き丁番には、ドアの大きさや重量についての制限はありますか?

('98/03/10)

A.
大きさの制限は設定していませんが、ドアの重さが30Kgまでで2枚使いというのが標準的なところです。そうなると、必然的にドアの高さ、幅、厚さが決定されてきます。ドアが重くなったときには、丁番の枚数を増やせば荷重が分散されて解決できそうですが、実際には、ドアの荷重は1枚の丁番に集中してしまうので、あまり効果がありません。
ただし背丈の高いドアについては、丁番を一枚増やしドアの中央付近に取付けることにより、ドアの反りを防止する効果は有るようです。

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